陸山会土地資金、不記載を秘書が引き継ぎ(読売新聞)

 小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、逮捕された池田光智・元私設秘書(32)が東京地検特捜部の調べに、前任の同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(同法違反容疑で逮捕)から業務の引き継ぎを受けた際、土地代金に充てた4億円の収入が2004年の政治資金収支報告書に記載されていないことを聞かされたと供述していることが、関係者の話でわかった。

 池田容疑者は、こうした経緯から、07年に小沢氏に渡した4億円についても収支報告書に記載しなかったと説明しているという。

 陸山会は04年10月29日、東京都世田谷区の土地を購入。当時、事務担当者だった石川容疑者は、小沢氏から受け取った計4億円を同会の口座に入金し、土地代などに充てたが、04年分の収支報告書に4億円の収入などを記載しなかった疑いが持たれている。

 石川容疑者は衆院選の出馬準備のため、05年7月に小沢氏の私設秘書を辞め、同会の会計事務を池田容疑者に引き継いだ。

 その際、池田容疑者は、04年の4億円の収入は記載されていないことを知らされ、「小沢先生からの貸付金だから、返しておいて」と言われたと供述している。

 池田容疑者は07年5月頃、同会の口座から4億円を引き出して小沢氏に渡した。この4億円の支出を同年分の収支報告書に記載しなかった理由については、「04年の4億円は記載されていないので、返す時も記載しなかった」と説明しているという。

 一方、同会の会計責任者だった小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)(西松建設からの違法献金事件で公判中)は特捜部の調べに対し、04年の4億円の収入などの不記載について、「石川容疑者から聞いていなかった。私は収支報告書の作成にはほとんど関与していない」などと供述。会計責任者が毎年の収支報告書に添付する宣誓書の署名について、「自分のものではない」と話しているという。

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